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ブリガム・ヤング大学ハワイ校(Brigham Young University-Hawaii 略称:BYU-H, BYU-Hawaii, BYUハワイ)は、異文化間の伝統に加えて、一般教養、ビジネス専門職業プログラム、教養学、コンピューターテクノロジー、科学など40以上のメジャーを提供しています。
 
人気の高いビジネス学科には、コンピューター科学、経営管理、国際経営管理、情報システム、会計学等が含まれ、他の専攻学科には、スポーツ科学、観光事業管理、TESOL(外国人対象英語教育)、美術、数学、心理学、生化学、社会福祉、音楽、演劇、情報伝達学等もあります。学生がより学べるように学生17人に対して教授1人の少人数制を採用しています。世界的な多様性に富んだキャンパスで、留学生率は全米1位。学問の厳格さ、国際的な多様性、同専門分野の評判によりUS News andWorld-Reportsの「最高大学」調査で常に上位に入る名高い大学です。
 
ブリガム・ヤング大学ハワイ校 は、ホノルルから車で約1時間、オアフ島の北側のライエという町にあります。治安が良く、美しい砂浜の広がる場所として有名で、また観光名所のポリネシア カルチャーセンターにも隣接しています。

《メディアでの高い評価》
BYUハワイは過去8年連続で西部合衆国のベスト大学トップ10にランキングされていす。

 

• 選択率 第一位


• 留学生率 第一位



 

《大学経営の母体はキリスト教会》
 BYUハワイはユタ州ソルトレークに本部を置く、末日聖徒イエス・キリスト教会によって経営されています。教会は1830年に設立さ
れ、全世界に約1,500万人の会員を有しています。教会では、家族、教育、仕事、信仰のバランスが強調され、世界各地で展開する人道的援
助や青少年の育成に重点を置いたプログラムも高く評価されています。
 また、BYUハワイに隣接する「ポリネシア カルチャーセンター」(PCC)は、ハワイで最も人気のある観光地です。PCCも教会によっ
て運営されていますが、宗教や宗派に関係なく世界各国から集まったBYU-Hの多くの学生がPCCで働きながら勉学に励んでいます。

永野三四郎兄弟(24歳)は、国際弁護士を目指してBYUHに留学中(2012年4月卒業)です。父親の仕事の都合でこれまでの人生のほとんどを米国で過ごしてきた永野さんですが、なぜハワイの大学に進学することを選んだのでしょうか。その理由をうかがってみました。​
 実家はカリフォルニアにあり、大学の選択肢はたくさんあった永野さん。ハワイを選んだ理由は「米国でもっともインターナショナルな場所として知られているから」だそう。人種のるつぼといわれるニューヨークをおさえてハワイが一番、というのは少々意外な気がしますが、実際のところ永野さんのクラスにはサモア、トンガなどポリネシアの国々、そしてマレーシアやロシアなど7か国以上の国々からの留学生がおり、大学全体では出身国の数は80か国以上といいます。ただ学問を修めるだけではなく、多様性を学ぶことができる。それがハワイで学ぶ大きな魅力なのだそうです。​
 多くの移民によってもたらされた文化が融合し形成されたハワイの文化は、互いの異なる文化の多様性を認めることから始まりました。世界各国から人が集まるハワイでは、今もなお訪れる人々によって日々新たな文化が築かれ、変化し続けているのかもしれません。

永野三四郎兄弟のBYU決断ストーリーがハワイ情報局に掲載されました。

卒業生からのメッセージ2(こうへい兄弟)

MAJOR: TESOL


年齢 :22

出身 :福岡県北九州市

現在していること: 就職活動


 

#1―BYUHに来たきっかけは?

TESOLのプログラムです。カリフォルニアのコミニティカレッジに通っていたので3年次編入できる大学を探していました。当時は英語教育を勉強したかったのでTESOLの学部を探していました。しかし、TESOLのMAプログラムは沢山あったんですけど、学部レベルは数えるくらいしかありませんでした。そのほんの数えるほどの大学のリストの中にBYUHがリストの上から2番目くらいにありました(アルファベット順なので)。学費が他大学と比較して安いことと、立地条件がよかったので決めました。ハワイの大学って羨ましがられるじゃないですか(笑)。自分は九州出身ということもあって、寒いところ苦手なんです。たまたま高校生の時にLDS無料英会話で知り合った北九州霧ヶ丘ワードの田代歩美姉妹に連絡できて、直接大学について気軽に質問できたのが最大の決め手です。田代姉妹が話すBYUHの国際的な環境にすごく魅力を感じました。

#2-BYUHで一番楽しかった、印象深い思い出?

P CCのツアーガイドです。とにかく毎回違うお客様と出逢う事ができる機会があり、同僚にも恵まれ新鮮な毎日を過ごすことができました。途中でTESOLの研究に興味があって仕事を変えましたが、ちょっと後悔しましたもんね。

中でも印象的だった思い出がツアー中にお客様が倒れてKahukuの救急病棟に救急車で運ばれたことですね。2009年の夏です。お客様は日本人のご家族で、英語に不自由していたので同行して医師とのコミュニケーションをとるために通訳しました。間違えちゃいけない!と思って冷や汗も沢山かきました。当時リードだった小垂勇さんがアンバサダーレストランの差し入れを自分の分も持って来てくれたので感動しました(笑)。深夜2時に検査が終わりましたが、深夜でも夫婦宣教師が快くお見送りのための車を出してくれました。LAIEコミュニティの思いやり深さに感動しましたね。

#3―BYUHで学んだことで今一番役に立ってることなどあれば(特に教会の教えなど普段の自分の生活に影響を与えたエピソードやBYUに行く前と変わったことがあれば)

        教会が完璧であって教会員も自分と同じ人間なのだと思いました。宣教師は天使ですかね。教会員は信仰心が強く、福音を受け入れない自分に正直、哀れみの目を向けている気がして最初は何となく違和感を感じました。でもみなさんを知れば知るほど、いいot 面や悪い面を見て自分と同じだと感じ親しみを持つようになりました。本当に自分を兄弟のように扱ってくれる人たちには感動しましたし、見習うべきだと思いました。

        あと、知恵の言葉のパワーはすごいです。帰国して初めて気づいたんですが、交際費にお金がかかります。酒もタバコもギャンブルも。友人をみていると出費がすごいんだろうなと就活貧乏の自分は感じました。そう考えるとライエの時はかなり節約できていましたし、もっと意味のあるお金の使い方をしようと考える事ができましたね。  

#4-BYUHMajorを選んだ理由、また、学んだことを通して将来したいことなどあれば

        専攻を選んだのはアメリカの英語教育を勉強したかったというのが理由です。渡米する時の目標がTESOLで大学を卒業する事でした。もともと日本の大学(外国語学科)の教育課程に行くつもりでしたが、英語教育はアメリカで学ぶべきだと直感して合格通知を頂いた後に、入学辞退して進路変更したくらいなので変更するつもりはありませんでしたね。

        学んだ事を広い範囲で活かしたいと感じたのがきかけで副専攻を2つ付け足しました。ICS CommunicationとIntercultural Peacebuilding Certificateです。社会言語学のクラスを取った時に言語と文化が密接している事を学びました。言語が違うためにおこる差別問題などのBro. Wolfの講義を聞いていたら、人と人とのコミュニケーションに興味が湧き、それを改善する国際協力や平和構築に活かしたいと思ったからです。

 

        今年の5月にプノンペンのNGO学校で英語を教える機会を頂きました。TESOLのStudent Teachingはインターンシップとして扱ってくるのでキャリアセンターを活用しました。受け入れ先さえ決まっていれば渡航費や滞在費などを払ってくれます。現場で貧困問題がどのようなものなのかを少しでも知る事ができたので本当に行ってよかったと感じています。

        これらの経験を活かして、将来は国際協力に関わりたいと思っています。今は自立して税金を払い、社会的責任を果たすのが一番重要だと思うので就職活動をしています。でも業種はアジアの生活に関われる業種に限定しています。将来的にはいつか、その経験を活かしてソーシャルベンチャーの起業や、もし可能ならその企業で現地のソーシャルビジネスのプロジェクトを立ち上げてみたいです。将来的にですが、大学院の可能性も考えています。まだまだ開発学について知識が乏しいのでイギリスの大学院で開発学も学んでみたいと思ったりもしています。今は経済学、BOBビジネス、社会起業家の本を読んだりして知識を少しでも多く知識をつけられるように勉強中です。

#5―カンボジアでの経験や卒業後のことでみんなになにか分かち合いたい話など

        カンボジアのインターンはキャリアセンターに相談しました。あと、キャリアセンターはボストンキャリアフォーラムの奨学金も出してくれるので是非活用したらいいと思います。

        カンボジアでは空港から出ると夜の10時にも関わらず到着口に多くの人が待ち構えていました。バイクタクシーの勧誘のためです。10歳くらいの少年たちもいました。彼らは自分のスーツケースを運ぶのを手伝おうとしてチップを貰おうとしているのです。また観光でアンコール遺跡を巡っていた時も、各遺跡に1$で水やポストカードを売る少年少女や、路上で信号待ちの運転手に新聞を売る幼い兄弟にもであいました。生活水準が全く違い、いかに自分たちが恵まれた環境にいるかを初めて実感しました。助けたくても助けられない自分の非力さを痛感し、力を身につけたいと思いました。

就職活動は今から始めて下さい。やらないとその大変さはわからないはずです。新卒で入社するなら卒業時の事を考えて何年入社なのかを知り、逆算して計画をする事が重要です。例えば12月卒は年明けて3月入社が基本。夏には一次帰国して内定を決めておきたいところです。その前の年にはできればインターンをしておきたいですね。4月卒や6月卒は次の年の入社なので完全帰国後に就職活動もできますけど、大企業を狙うなら4月までに説明会などを終了するところも多いので苦労する事を覚悟してください。大企業の中でも夏採用、秋採用もする企業もあるので諦めない事が重要です。中小企業は通年採用もあります。

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また、キャリアフォーラムに出席する事をお勧めします。マイナビとCFNとリクナビを活用してください。マイナビEXPOとCFNキャリアフォーラムいう夏と冬に東京で大きなバイリンガル専用キャリアフォーラムがあります。そこで面接の事前予約なども可能です。ボストンはCFN経由で参加します。ボストンの企業のリストアップは意外と早いです。もうすでに始まっていますので随時チェックするといいと思います。エントリーは早めにしてください。遅いとBYUHは一流大学に属さないので無条件に書類で落選する可能性も大です。キャリアフォーラムに参加する場合は早めに登録してください。エントリーシート、レジュメ(日英両方の履歴書)の作成に時間を奪われ、勉強との両立ができなくなりますので。

日本から離れているために情報が限られていたり、セミナーに出席できなかったり、多くの企業に面接の日程に帰国が間に合わなかったりと大変でした。ボスト ンキャリアフォーラムまでに自分の事をよく分析することができなかったので受けた企業は全滅。専攻と受ける業種がズレまくっているので、ちゃんとした理由 を自分で確信していないと受かるはずもないなと後でわかり勉強になりました。今は逆に内定を貰わなくて良かったと思っているくらいです。自己分析って本当 に難しいですが、今はしっかりできていると思います。普段の生活にしっかりとアンテナを立てていれば自分がどんな人で、どんな事が好きで、どんな事をしたいと思っているのかが自然と具現化するのだなと思いました。

*こうへいくんありがとうございました。本当にLAIEで学べてることが祝福と改めて思い出すことができました。貴重な経験分かち合ってくれてありがとうございます。

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